zeta

『携帯型デジタルトランシーバー(インカム)』
正式名称を「インターコミュニケーションシステム」と言い、主に相互の通信手段として使われています。
内線電話と同じ仕組みで、施設内や敷地内で通信する目的で開発されました。
年月の経過とともに無線通信が可能となり、現在ではイベント業や撮影現場、店舗をはじめとして様々な現場で活用されています。

製品の説明

離れた相手とのコミュニケーション、忙しくて手が離せない、すぐに報告・連絡・相談がしたい時等、通話でのコミュニケーションが必要な環境で活躍します。
電話のように発信してからダイアルする時間も不要なため、伝えたい時にリアルタイムに情報を伝えることができます。

■特定省電力トランシーバー
特定省電力トランシーバーは、無線機(トランシーバー、インカムともいう)のひとつであり、トランシーバーの中でも通信距離の短い無線機です。
送信距離に影響する出力が小さく制限されていて周りの電波に干渉するおそれが少ないため、免許や登録は不要となっています。
利用する際に免許や登録が不要なので、短い距離での通信でも問題が無い場合は手軽に入手して利用を開始できる点が優れています。
通信距離の目安は見通しの良い場所で約200m で、ビルなどの多い市街地で100m 程度です。
主な使用イメージは接客業の店頭や小規模のイベントに適しています。

■ IP 無線
IP 無線機とは、ドコモ、au、ソフトバンクといった各キャリアのデータ通信網を利用した無線機です。
その通信可能エリアの広さから「広域タイプ」とも呼ばれ、使用にあたり免許や登録は不要です。
IP 無線機は遮蔽物のあるエリア同士での通信にも強いことから、人気が高まっています。ただし、地下や山間部といった携帯電話が繋がらない場所ではIP 無線機も使えません。
また同じエリア内での回線の混雑による通信制限にも注意が必要です。
使用イメージとしては、地域のマラソン大会や運輸業、タクシーの配車等に適しています。

■デジタル簡易無線
デジタル簡易無線は、最大5W までの電力を出力することができるため、特定小電力トランシーバーと比較して広範囲のエリアで安定した無線通信を行うことが可能です。
使用にあたり無線局への免許もしくは登録の申請が必要です。
デジタル簡易無線の通信距離はおおよそ1㎞程度離れた場所でも通信できます。( 機種の出力や遮蔽物により異なります。)
また、音声もクリアに聞こえるため、円滑なやり取りが必要な場面でも使用できます。
主な使用イメージは、警備業や、物流倉庫、大規模イベントでの使用に適しています。

一覧一覧へ